「体験談」カテゴリーアーカイブ

耐熱性のあるポリカーボネートは調理器具の素材向き

ポリカーボネートは高温や低温など温度に強い性質があるため、調理器具や食器に使われていたりすることがあります。調理器具は調理の過程で自然と熱を加えられたりすることがありますので、そのとき耐熱性があるかどうかは非常に重要です。もしも耐熱性がなければ熱を加えらることによって溶け出してしまうなど、使い物にならなくなってしまうかもしれません。それでは調理器具や食器として役立っていないですし、安全面で問題があります。ですが、たとえ熱を加えられたとしても特に何も問題がなければ、安心して使い続けることができます。

このことから食器類はもちろんのこと、ミネラルウォーターを入れるボトル、さらには計量カップや箸など、その用途は多岐に渡ります。やはり耐熱の問題は調理をするうえで欠かせないので、耐熱性がある素材とない素材では使い勝手がかなり変わってきます。私もよく水を測るときに計量をカップを使うのですが、耐熱性のあるポリカーボネートの計量カップならお湯でも測れます。麺料理を作るときはお湯から沸騰させればガス代の節約になりますので、そのためにポリカーボネートの計量カップが欲しいと思っています。

計量カップの場合はステンレスなど他で代用がきくのかもしれませんが、それでも重くないというところにポリカーボネートの良さがあります。重くなってしまうとどうしてもその扱いを慎重にしなければならないため、その分神経を遣います。それはほんの些細な違いかもしれませんが、料理を日常的に行う人なら感じる負担はだいぶ変わるはずです。

計量カップだけではなく食器や箸にも同じことが言えますし、ポータブルのコーヒーメーカーやミキサーも同様です。やはり耐熱は調理をする過程においてとても重要ですので、そこがケアされている調理器具を持っていれば調理するのがグッと楽になるのは否定できません。それらの調理器具をたまにしか使わないのであれば、耐熱性だけではなく価格やデザインにこだわって買っても良いのかもしれないです。ですが、ほぼ毎日使うような調理器具ならそういうわけにもいきませんので、できればポリカーボネートのように素材にこだわり、使いやすさ重視で調理器具を買ったほうが良いです。そうすることで調理にかかる時間が短縮できたり、手間を省けたりなどさまざまなメリットがありますので、調理器具を買うときは気をつけたいです。ですので、調理器具を買うときはポリカーボネートのことを気にしておくべきです。

ポリカーボネートで身近な製品とは?

・ポリカーボネートとは?
ポリカーボネートは有機ガラスとも呼ばれる、熱可塑性プラスチックの一種です。可用温度が−100 °C~+180 °Cまでと、地球上の通常の自然界の気温や地温には十分に耐える耐熱性を持っています。透明性が高く、耐衝撃性や安定性にも優れており、耐衝撃性については一般ガラスの250倍以上もの結果を出しています。航空機や軍事製品、医療機器などに利用されますが、身近なものでポリカーボネート製品はどんなものがあるでしょうか。

・食器類では身近に
透明だけれど重さが少なく、しかも落としてもガラスのように割れないという利点があって、食器類にポリカーボネート製品は目立っています。たとえば飲食店でコップとして用いられていますし、自宅でもポリカーボネート製の器はよく利用しています。透明なものだけでなく、色がついて透明でないものもあります。簡易なタイプの水筒を使っているという人もよく見かけます。

・文房具ではこんなところに
ボールペンやシャーペンを毎日使っているという人も多いですが、手に持つ軸の部分がポリカーボネートになっていることがあります。また、ノートによっては輪っかで束ねられているタイプがありますが、輪っかの部分がポリカーボネートというタイプのノートも見かけます。普段はまったく意識しないところにも使われています。

・旅行のお供にも
旅行の際にはスーツケースやキャリーケースを持っていきます。そのとき大きさがあるのに随分と軽いケースがありますが、ポリカーボネートが使われているからこそでしょう。スーツケースには耐久性や軽量化が求められますが、ポリカーボネートは用途にぴったりというわけです。デザイン製にも優れたものが多く、もちろんスーツケースなので透明ではありません。持ち運ぶのが楽な軽さを第一に考える人にもピッタリです。

・温室の外壁と屋根に
ガーデニングや畑仕事が好きで、庭に温室を置いているという方もめずらしくありません。壁面と屋根が透明な温室は、日光を取り入れる効果が大きくなりますが、柔らかいビニールハウスだと破損しやすくもあります。ポリカーボネート製の温室ならば、太陽の熱にも耐えるし強度が十分にあるということで、植物を育てることに向いているのです。透明だからこそ外側から温室の様子を確認できて、お庭のアクセントになったりもします。自宅の庭に温室を置く場合にはポリカーボネート製を検討してみると良さそうです。

屋根材や窓にポリカーボネートが使用されている

屋根材にポリカーボネートを使用することは、いろいろな利点があります。それはポリカーボネートだからこその利点で、屋根材に向いています。

ポリカーボネートの利点は、透明な点です。透明な点で見通すことのできるポリカーボネートを屋根材に使えば、採光することが簡単にできます。これは庇の屋根に使うのがぴったりです。玄関やベランダに花を植えていたり鉢に入れていたら、採光によって花を育てることができます。それでいて風雨や雪からは守れますので、どんな天気になっても万能に対応することができます。鉢に植えてある花なら悪天候のとき移動させればそれで済みますが、直接地面に植えてある花はそういうわけにいきません。そこで、ポリカーボネートの屋根を庇に使えば、風雨を防ぎつつ晴天時は採光できます。それによって花を育てやすくなります。

また、普通の一軒家以外でも、ポリカーボネートの屋根は活躍しています。アーケード屋根材にポリカーボネートを利用すれば、商店街やショッピングモールを風雨や雪から守れます。丈夫で衝撃に強くてなおかつ透明なポリカーボネートの屋根材は、大勢の人が集まる場所に向いています。特に透明である点は大きな利点で、晴れた日は太陽の光をしっかり通しますから、商店街やショッピングモールを自然で気持ちの良い明かりに包み込むことができます。そうすることによって、人が快適に買い物をすることができます。つまり、明かりとりとして効果的です。

さらに、同じような理由で窓材としてポリカーボネートが使われていたりします。透明な窓ならたとえ締め切っていても遠くまで見渡せますから、圧迫感がほとんどありません。これが普通の壁だったらどうしても圧迫感を感じてしまいますので、そこにポリカーボネートを窓材として使う意味があります。それなら人にとってかなり快適ですので、そのための用途として使用されることは十分考えられます。

ポリカーボネートの存在自体はそれほど浸透していないのかもしれませんが、気付かない内にいつの間にか目にしているのかもしれません。それはまさに縁の下の力持ち的な存在かもしれないですが、間違いなく人の役に立ってくれています。建築関係に興味を抱きでもしない限りは屋根や窓にどんな素材が使われているのか気にかけないのかもしれないですが、思い出したら気にしてみるのも良いです。そうすることで新たな発見がありますし、建物の認識を改めることにつながります。

オートバイ関係にポリカーボネートが使われている

オートバイに関係する製品は、その素材にポリカーボネートを使っている場合があります。オートバイには、各所にいろいろな製品が使われています。

その中でも風防は、走っているとき体温の低下を防ぐことができますのでとても便利です。そして、その風防にポリカーボネートが使われていることがあります。どうしてそれが使われているのかといえば、透過性があって衝撃に強いからです。

風防のせいで運転中に前が見えにくくなってしまったのでは、非常に危険です。ですが、透過性がしっかりしていれば視界を遮ったりはしませんので安心です。前をしっかり見ながら走っているときの風を避けることができますので、それなら快適な運転をすることができます。また、衝撃に強いのも重要です。

高速道路等でバイクに乗るときは、かなりのスピードを出すことができます。そうなれば風防にかかる衝撃も大きくなりますのでその分丈夫さが求められます。ポリカーボネート素材なら丈夫さについても文句ありませんので、安心して運転ができます。

また、万が一バイクを倒してしまったとき、すぐに風防が壊れるようでは困ります。壊れにくければ修理の必要性は低くなりますし、衝撃に強いことがバイクの風防では大きなメリットになります。

また、バイクに乗るとき欠かせないヘルメットのシールド部分にも、ポリカーボネートが使われていたりします。これも風防と同じように透過性と衝撃に強いことが使われている理由です。シールドがないと目に直接風が当たってしまいますので、それはあまりよくありません。

ですがシールドをしていればそうなることはありませんし、クリアな視界で前を見通したまま運転することができます。そして、転倒したときにもシールドが割れにくければ、大事な頭部や顔をしっかりと守れます。

バイクは風防やヘルメット等を使用しますので、思わぬところにポリカーボネートが使われていたりします。

それは意識しなければなかなか気付かないことかもしれませんが、いつの間にかライダーの体を守ってくれています。それがわかったらメンテナンスをいつも以上にしっかりやろうという気持ちになりますので、バイクに乗っているライダーは風防が何でできているのか、ヘルメットのシールドの材質が何なのかを確認しておいたほうが良いです。それがもしポリカーボネートだったらいざというとき自分を守ってくれることになるかもしれませんので、感謝しながらメンテナンスをするのが好ましいです。

汎用性の高いポリカーボネート

ポリカーボネートは、さまざまな分野で使われているプラスチック素材のひとつです。略してポリカ、PCなどども呼ばれています。

その大きな特徴は、プラスチック素材の中で最高度の耐衝撃性です。
その耐衝撃性の強さは、防弾材料に使われるほどというとイメージしやすいのではないでしょうか。
また、有名なテレビCMではポリカーボネート製の筆入れの宣伝に「象が踏んでも壊れない」というキャッチコピーが使用されていました。
その強い耐衝撃性とガラスに近い透明性を生かした商品として、飛行機や鉄道車両の窓や自動車・バイクのライトのレンズ類、ヘルメットやゴーグル類、警察などが使うシールド、などが挙げられます。また、安全が求められる医療器具にも使用されています。
機械的強度にも優れ、力のかかるプラスチック製のネジでの使用頻度はかなり高いです。
耐候性にも優れているため、野外での使用が多い双眼鏡やカメラのボディ、スーツケースなどにも使用されています。

さらにもうひとつ。その他プラスチックに比べ軽く加工が容易であるというのもポイントです。伸縮性があり、成型時の収縮が少なく寸法安定性にも優れている為、多くのプラスチック成形に適しています。
耐久性に優れ透明性もあり着色も容易な為、デザインを重視した家電製品には最適で、一部のスマートフォンやパソコンにも使用されています。同じ理由でおもちゃや文房具にも向いている素材です。
さらに耐熱性にも優れていて電子レンジでの使用も可能なため、電気ポットなどのキッチン周辺の家電や食器類にも使用されていて、まさに私たちの日常生活でポリカーボネートを使用した製品を使わない日はないのではないかというほどの汎用性を持っています。

そんなポリカーボネートですが、いくつか注意点があります。
まず、薬品耐久性が悪く特にアルカリ剤に弱いこと。洗浄などで薬品を使用する場合は注意が必要です。
それから、比較的表面が柔らかく傷がつきやすいことです。ポリカーボネート製の自動車・バイクのライトのレンズなどは傷が目立つ一例だと思われます。

ただ、注意点はあるものの、ポリカーボネートはプラスチック素材の中では、かなり使用範囲が広い素材だと言えます。
最近の技術では、3Dプリンターでの使用が開始されています。まだまだ普及はしていないようですが、これから拡大していくことも予想されています。
物性に優れ、加工にも向いているポリカーボネート、これからも様々な製品での使用が続いていくのではないかと思われます。

結露に悩むこれからの季節!ポリカーボネート板で簡単二重窓!

冬の足音が聞こえてきました。寒い季節にガラスの結露でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

◾︎悩ましい冬の風物詩

私の家は築30年の鉄筋コンクリート造のマンションですが、換気が良いのか悪いのか、2年前までは物凄い量の結露に悩んでいました。出窓の水滴が床に垂れ部屋の壁紙が剥がれたり、一番ひどい場所ではカビが生えたりもう散々。結露を吸うシートなどで対策はすれど気休め程度で諦めておりました。

◾︎根本原因から除去する二重窓

そんなとき、テレビで二重窓の紹介をしていました。簡単に言うと結露は外気と室温の差から生じるものなので、窓を二重にすることで根本原因から退治可能とのこと。ただ、サッシメーカーの二重窓は高い上にご立派。狭い我が家をさらに狭くしてしまう二重窓はできれば避けたいところでした。

◾︎ついにソリューションが見つかる!

そこでさらにネットなどで調べると、ホームセンターで2000円前後で購入可能な「中空ポリカーボネート板」を窓枠と同じサイズにカッターで切って窓枠にはめるだけで、二重窓の役割を果たすと言う記事を発見。これは実に興味深いです。

◾︎湧き上がる不安

先にお断りしておくと、私は工作の類が大の苦手。手先は不器用なので組み立て家具は絶対に買いません。安くてもそれ以上の工数が割かれてしまいます。ですから、ホームセンターでDIYなんてもってのほかなのです。でも記事には簡単にカッターで切断可能と書いてあります。もしも失敗しても2000円くらいならいいか、そういう割り切りもありました。

◾︎車に載らない!!

当時私はトヨタのコンパクトカーに乗っていました。中空ポリカーボネート板はホームセンターの資材売り場であっさり発見。出窓二つ分だと2枚必要なのですが、失敗リスクを恐れてまずは1枚を購入。意気揚々と板を担いで車に、、、乗らない!?そうです、この板は1820×910というなかなかの大きさ。ポリカ板はある程度は曲がるのですが、車には収まらない。慌ててホームセンターの軽トラックを借りて板を自宅まで運ぶという始末。ただ、苦労したのはここまででした。

◾︎丈夫なのにカットは簡単!

窓枠のサイズを参考に板に線を引きます。恥ずかしながら、ここは几帳面な妻に任せました。ビシッと線さえ引くことができれば、あとは段ボールで床を保護しつつカッターで裁断するのみです。強度はかなりありそうですが、少し太めのカッターを用意できれば意外とあっさりと深めのキズを入れることができます。キズが端まで到達したら折る。するとバキッと真っ直ぐに裁断が完了です。窓枠にはめて見るとピッタリ。妻とポリカーボネート板がいい仕事をしてくれました。

◾︎結露退治が完了

こうして迎えた翌朝。恐る恐る出窓を見ると、結露がありません。素晴らしい成果でした。まだもう1箇所の出窓がその時はわかりませんでしたが、その作業後には断熱効果までも確かに感じました。あまり寒くないのです。夏は外してしまえば元どおりで窓も開けやすいですし、文句なしです。

安価で買えて加工も楽チン、でも効果は抜群のポリカーボネート板製二重窓。皆さんもこの冬、ぜひ試してみませんか?